突然ですが、タマにこういうネタを入れて行こうと思います。
サイロ。北海道の風景をイメージさせる建造物であり、しかし、現代酪農では使われずに今後は減る一方の建造物。よくよく見るといろんなデザインがあり楽しめます。
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今回紹介しますこのサイロ、石狩の国道横に何気なく建っていて見逃しそうな物件ですが、実はサイロ好きなら興奮せずには居れないスーパーな個体なのでした!そう、珍しい茅葺(かやぶき)屋根のサイロです!
実はこのタイプを私は他に見たことがありません。私は発見自体が好きなので資料等をつぶさに調べている訳ではありませんが、書物やサイトで「茅葺き」あるいは「藁葺き」のサイロとして紹介されるのはこの個体ばかりなので、本当に他に無いんじゃないか?と思ってます。
この材質にどれほどの必然性があるのか分かりませんが、何だか良いなぁとおもいます。
いつだったか珍しく台風が来た時、その後の雲が珍しかったのでパチリ。 |
2001年の写真、木製の覆いとトタン屋根の部分の傷みが激しかった。 (デジカメの進歩を感じますね(汗)) |
2001年当時は今より古びた感じがしました。この姿も近いうち見れなくなるのかと思いましたが現在では修復されています。海に近く気候的に過酷なので、屋根の葺き替え等々の維持にも苦労されてるのでは、と頭が下がります。
何気なく立て掛けている様な木材ですが、10年前も同様なので必要な支えなのでしょうかね?
なお、茅(かや)とは本来ススキを言うようですが 麦ワラ、稲ワラといった「藁(わら)葺き」を含めて「茅葺き屋根」と総称して良いようなのでここでは「茅葺き」としています。
(要は私には材質を見分けられないという事でして・・・当地ではススキも稲ワラも麦わらも有り余るほど取れます。苦笑)
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