どやっ!?
車で富良野から札幌への帰り道、桂沢湖を通り三笠に入るまでは一本道が山中延々と続きます。渋滞と言うほどで無いにしろ前後が同じクルマで数十分、運転にも飽きてしまったそんな時、三叉路の道端にこんな黄色い車両が!一気に目が覚める思いがしました。
こんなの去年までは無かった筈!
シュールというかなんというか、こんな光景は全国でここだけでしょうな。
↓最初見たときのアングル。左折しようと目をやるとこんな風にポツンとあったのです。
写真だとこの手のキャビンが普通の形をしているDLは大きさが分かりづらいと思います。でもキャビン内に人が立てるくらい大きい車両と思うと何か背景とのバランスが何か変ではないでしょうか?
そう、とっても小さいのです。
↓コンテナを積んだトレーラーとの対比からコイツの小ささが分かるかと思います。
それにしても 車と軽便鉄道が同じフレームに入るとはまるで昭和の光景。「信号待ちしているのは鉄道の方?」って感じw。しかもココ、ほぼ歩道ですよね・・・
さて、機種ですが、キャビン内に名板が有りまして、北陸重工業株式会社の昭和60年製と分かります。後窓のアルミサッシから予想はできましたが、ナローの内燃機関車としてはとても若い機種でした。
調べますと、三井芦別炭坑に導入された坑外用8トンディーゼルだそうで、最近まで三笠鉄道記念館で屋外展示されていた物のよう(最近発刊された「究極のナローゲージ鉄道」にも現役当時の写真が掲載されています)
場所は「三笠トロッコ鉄道」の体験運転の乗り場付近で、看板替わりに置かれている雰囲気。
この体験運転の受付は近所のクロフォード公園で行っているのですが、そこからトゥクトゥクかモートラで砂利道を走ってこの裏へ送迎された後、本物の廃線跡を軌道モーターカーを運転出来るようです(こんな可愛い牽引車で客車を引いてもらう事も出来るとか?)。
子供はもちろん大人でも2重に超楽しめそう・・・ってか、ここでトロッコ運転できること自体知らなかったなぁ。大人は普通免許があればモーターカーを運転できるそうです。うーむ、乗ってみたい。
古い枕木を再利用したと思われる展示台?でした。
後ろが空いているので鉱車を置いても良いでしょうね。
●軽便鉄道系リンク
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